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2014年8月31日(日) 珍品ノベルティ!?我が家の台所から出てきた品です。 古い折りたたみナイフですね。 片側には、「EMPIRE」の文字と懐中時計のイラスト。 反対側には、「SEIKO」の文字と腕時計のイラスト。 セイコー「エンパイヤ」は、明治42年に発売された、懐中時計の普及版。マイナーチェンジを繰り返しながら、昭和初期頃まで 生産されていたと思います。 腕時計の方は謎ですね。昭和に入ってからしばらくするとケース一体のラグになりますし、セイコー初の腕時計ローレルはもう少し ベルト幅が小さいような気がしますので、大正後期~昭和のごく初期のモデルでしょうか。 ですので、このナイフもその頃の1920年代前後のものでしょうね。 雰囲気からすると、エンパイヤのノベルティでしょうか。販売店への記念品でしょうか。すでに当店には当時を知る者がいないの で、詳細はわかりません。 また、おもしろいものが出てきましたら、紹介させていただきます。 2014年8月30日(土) セイコー 機械式 船舶時計神奈川県からのご依頼、セイコー 機械式 船舶時計きです。 この時計はその名のとおり、船舶の壁面に設置することを前提に設計された時計です。 ゼンマイ式で、一度ゼンマイを巻くと1週間程度動きます。また、外洋航路のことも考慮され、時針(短針)が二重構造になっており、 時差の異なる二つの時間帯を表示できるようになっています。 また、金属(アルミ?)の鋳物ケースですので、ずっしりとした重量もあります。 実際に乗られていた船で使用されていたものだったようで、実用時計らしく、過去にかなりの回数の修理も受けていましたが、 なんとか調子を取り戻すことができました。当店のある御手洗地区は、元々風待ち・潮待ちの港町でしたので、20年ほど前までは造船 所もあり、船の往来が盛んでした。クオーツ時計が出てくるまでは、同様の船舶時計の修理依頼も多く来ており、大変懐かしく対応さ せていただきました。 現在もセイコーのラインナップでよく似た時計があります。 2013年11月にも紹介していますが、形状、サイズ、横開きの全面ガラス、金属ケース(こちらはプレス) などは踏襲されており、実際に船舶で使用されることも多いようです。短針は二重ではありません。現在は、「防塵時計」ということで ラインナップされています。 長らくお待たせ致しました。 |
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